小口取引を
スマートフォン・タブレットPCで受発注
経常利益の向上を実現
MOS導入前の課題・ニーズ
MOSのソリューション
ターニングポイント
当社は酒類卸売業です。お客様は町の酒屋さんや大型スーパー様、量販店様になります。お客様からお酒の注文をいただいてくることが私たちの仕事です。
ただ、ご注文をいただく量には違いが出てきます。大型店様からのご注文量は大変多く、人の手で受注業務を行うことは困難な状況です。ですのでEOSやEDIを使い、受注業務をオートメーション化しお互い効率化を図っています。
反面、町の酒屋さんからのご注文量は大型店様に比べ少ないものになります。人の手で受注業務を行うことができますので、町の酒屋さんからのご注文はFAXや電話での受注体制になります。ここがターニングポイントでした。
2:8の法則
● 大型店様の数=2割=売上=95% 受注経費=50%
● 町の酒屋さんの数=8割=売上=5% 受注経費=50%
という図式が表面化してきます。
大型店様の数は少ないですが売上のほとんどを担っています。町の酒屋さんの数は多いですが売上規模は少ないものになります。にも関わらず、ほぼ同じだけ受注経費や労力がかかっているのです。
この部分をオートメーション化しない限り、当社のような酒類卸売業の未来はありません。町の酒屋さん(80%)の受注業務の効率化を図るにはどうすれば良いか?非常に悩みました。
オートメーション化を図ろうと、町の酒屋さんにEOSやEDIの導入をお勧めすると、費用や操作面などの関係で導入していただけず、定着しませんでした。そこで最近普及してきたスマートフォンやタブレットPCに目を付けました。スマートフォンやタブレットPCだと手軽る且つ簡単に注文していただけるのでは?と。
お客様にヒアリングした結果、半数以上の方がOKを出していただけました。(一部高齢者を除きます) このMOSは、自分のスマートフォンやタブレットPCが使える。という大きなメリットがあります。EOSやEDIでは、専用の発注端末をお客様にお配りしなければならず、当社としても費用面で悪戦苦闘しておりました。
お客様からは、「FAXと同じように簡単に注文できるのであれば問題ないよ。」「商品が探しやすいならOK。」などのご意見をいただき、スマートフォンやタブレットPCでの受注体制を整えることに踏み切りました。
また、酒販業界の未来を明るくしたい。という強い想いもあります。当社が業界に新しい風をおこすことで、業界全体が良くなっていくことを心から強く願っています。
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