コストを抑えてBtoB 受発注システムを導入したい!費用を抑えてかしこく導入する方法
2024.07.19
費用対効果費用対効果を考える中小企業の受発注業務
2024.04.12
受発注業務日々の受発注業務の中で発生する課題に立ち向かうためにどうすればいいのか?
担当者が頭を悩ませるポイントです。
改善に向けて色々調査をおこなうと思いますが、その時に目にするのが
「費用対効果がよい、システム化することで業務も効率化する」
こういった改善点がよく掲載されていますが実際のところはどうなのでしょうか。
今回はFAXや電話を利用したアナログ受発注をシステム導入によりデジタル受発注へ切り替えた場合、どのようにコスト削減と業務効率化に寄与するかを分析していきます。
目次
現代のビジネス環境において、迅速かつ正確な情報処理は欠かせません。
アナログな受発注方法は、手作業によるミスや注文内容の聞き間違い、時間の浪費を招くことがありますが、デジタル受発注システムを導入することで、これらの問題が大幅に解消されます。
受発注業務のデジタル化により、データ入力の自動化、リアルタイムでの在庫管理、迅速な注文処理が可能となり、結果として顧客満足度の向上、業務効率化に繋がります。
また、業務のデジタル化はデータの集積と分析を容易にするため、マーケティング戦略の策定や業務改善のための洞察を得る手助けとなります。これらのメリットは、最終的には企業の競争力強化に寄与する重要な要素です。
従来のFAXや電話による受発注システムは、多くの時間と労力を要するプロセスでした。受発注システムを導入することでこれらの問題は大幅に改善することができます。
注文の手入力 |
誤発注のリスク |
情報の遅延 |
注文処理の迅速化 |
ミスの削減 |
データの一元管理 |
これだけの変化に留まらず情報の可視化による在庫管理や予測といったメリットを得ることもできます。
それでは受発注システムを導入した企業の費用対効果に関する分析事例を確認していきましょう。
包装資材メーカー A社
業種包装資材卸売業 社員数100名~500名
A社では従来のFAXや電話による発注を担当者、オペレーターで手分けし1日に数百~数千件という膨大な量を対応していました。
A社の受発注の流れ
1取引先からの注文
2受付手作業によるデータ入力、注文確認受付処理
3商品の準備・ピッキング
4配送業者への引き渡し・配送
という一連の流れに確認や手作業が入るためリードタイムが長くかかり顧客を待たせてしまうことが多かったそうです。
受発注システムを導入することで注文処理の時間を大幅に減少することに成功しました。これにより、追加の人件費を削減、さらには顧客満足度の向上、信頼を得ることができました。
さらに蓄積されたデータを分析、活用することで最適な在庫量を維持することもでき、保管コストの削減にも成功しました。
担当者からは「まだまだ始まったばかり、これからデータが蓄積すればするほどより多くのコスト削減が望める」とコメントをいただいております。
人件費の削減
顧客満足度、信頼の向上
在庫保管のコスト削減
食品卸売商社 B社
業種食品・食材卸売業 社員数500名~1000名
B社の顧客は電話による注文が多く注文内容の確認、数量の間違え、言った言わないの対応が1日の業務の半分以上を占めていました。
B社の受発注の流れ
1取引先から電話の注文受付
2折り返し電話での最終確認
3手作業によるデータ入力、注文受付
4商品の準備・配送
注文受付、折り返しの最終確認のフローがトラブルの種で時間コスト、顧客離れが大きな課題になっていました。
この課題を改善するために一念発起し受発注システムの導入に踏み切り、電話の注文をWebの注文のみとしたところ業務プロセスの効率化に成功。
これにより注文処理の時間が従来の半分以下に短縮され、注文時のトラブルも大幅に減少しました。年間で数百万円単位の人件費削減を実現できた他、注文のエラー率の低下で顧客満足度が向上、注文のリピート率は15%も増加したそうです。
業務プロセスの効率化
注文時トラブルの大幅な解消
顧客満足度UPによるリピート率向上
この記事では、受発注システムの導入による業務効率化とその費用対効果について紹介しました。
様々な受発注システムが存在しておりますが、弊社アクロスソリューションズの提供しているBtoBモバイルWeb受発注システム「MOS」も受発注業務の改善と大きな費用対効果をもたらすことができる受発注パッケージシステムです。
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